女王の庭

自宅の庭をつくりたい!から一念発起。庭づくりが職業になりました。あれから十数年、自宅の庭は放置のまま、数百件のお客さまの庭をつくりつづけて今に至ります。

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適正価格

千葉県内の台風災害は非常に大きかった様で、未だ通常生活にお困りの方もおおくいらして、本当に大変だと思います。

こちらは、地震津波の被害はうけにくい地域在住ですが、土砂崩れ、水害などの多発地域に住んでおり、被害の程いかばかりかと思っております。

被災された方々が、一日も早く普通の生活に戻れる事を願っております。




さて、今朝、屋根にブルーシートを張るという作業

を高額な金額で請負うという詐欺まがいの工事が多発しており、注意喚起をするという内容の報道がありました。

困っている方の足元を見て、儲けのネタにするという行為が発生しているのであれば、非常に心が痛みます。

が、しかしなのですが、

確かに、twitterでよく見かける

 
この仕上がりと面積で18万は確かに高いと感じました。



が、


ただ、18万という金額「のみ」を見て 高いという風潮にならなければよいと思います。

ブルーシートといえば、薄くて小さいサイズのレジャーシートなどが数百円で販売されてる事もありお安いイメージがあると思いますが、厚手で紫外線にも強く、丈夫で、比較的サイズの大きなブルーシートが1万円以上するは珍しいことではありません。

かなり大きいモノですと、数万円したりします。

私もしっかりしたのブルーシートの値段などこの職業につくまで知りませんでした。





ブルーシート貼る「だけ」で という文言も良く見ますが、
ブルーシートを貼る「だけ」の行為ですと、被災者の皆さんや臨時ボランティアの方々もさほど困らないと思うのですが、

場所は屋根の上です。

屋根の上での高所作業は、危険ですし、それなりの技術や経験も必要ですし、それなりの道具も必要です。

要するにプロの手を借りる必要があります。


私も植木屋という職業柄、高所へ上がることもありましたが、

正直、怖いです。
危険です。


植木屋さんは高いところを楽々あるく特殊能力の人が集まる集団ではなく、
訓練と場数を踏むことで慣れていくのです。
※私はサッパリ慣れませんでしたが・・・


そんな怖い場所でしかも作業となるとそんなに簡単な事ではなく。


残念ですが、同業者で高所より落ちてもう2度と足が動かなくなった方や亡くなった方も存じ上げています。

そのくらい屋根の上は注意を要する作業場所であるという認識を持って頂き、
不慣れな方は、絶対に上らない様にご注意いただきたく思います。



 
ぼったくりでも何でもなく、たとえ小さな工事であっても、場所をよく拝見して、作業に必要な技術者、道具、手順、材料、現場までの距離など色々と手順を決め見積金額をお出しすると、見積をした私自身が



は?こんなにかかる???

 

 

とビックリする事も正直あります。



工事金額は仕上がりという単純に目に見える箇所だけでなく、実際に作業を行う材料、道具、技術、人員、状況、などの複合体なのです。

複合体のいずれかが、不十分だったり、欠けていたりすると金額が高くなってしまう傾向にあります。





ちなみに、私は18万円という金額を 高っ!!と感じる一般人です。

しかし、自分が18万円を高いと思う事と、工事金額に18万円かかるのとは別の話です。



例えば、1000万円はとても高いですが、1000万円の新築住宅をたかすぎる!!!

 

という方は少ないと思います。


それは、新築住宅の相場などが一般的に広く知れ渡っているからだと思います。

適正な価格も判断がしやすいです。


しかし、ブルーシートを被災した屋根の上に掛けるという工事の相場など知れ渡っているワケではないので、どうしても、個人個人の肌感覚で高い安いを検討してしまいがちです。

一番良いのは、複数の業者から合い見積もりを取って、相場を知り、担当者と会話したりして、会社の事を調べる事なのでしょうけど、緊急時にはそんな事言ってられません。

で、

 
実のところ、この画像だけでは、作業状況がわからないので、値段については言及しませんが、
これでは次の雨や風でさっさと吹っ飛ぶか、またシートが外れるかです。
応急処置にもなってません。

ガムテープや養生テープで引っ付くのなら誰も苦労しません。

ちょっとやそっとで壊れないものをつくるのがプロの仕事です。

一専門業者を名乗りお金を取る内容ではありません。




こうやって災害で毎年日本のどこかが困っています。
その度に、人の弱みに付け込み、ズサンな工事で暴利を貪る輩は必ずでてきます。

しかし、なかなか災害に備えて生活する事は難しいと思います。

そこで、個人的な意見ですが、


緊急を要する工事の際の、地元業者との被災時の協力体制や、被災者が工事を依頼する際のおすすめ業者(信頼のおける業者)の指定制度、様々な工事の一般的な目安金額などの告知などもした方がいいのではないかと思います。

 
また、高所で行う危険な作業は一般の方、ボランティアでは無理ですので、詐欺業者が横行する前に、行政が速やかに専門業者に作業を委託する必要もあるかと思います。


 

 

 


工事金額は安いに越した事はありませんが、きちんとした工事には適正な価格というものが存在します。
安すぎる工事には何か理由があります。
(手抜き作業、材料の不備、未熟な作業員による作業)


今回の手抜きブルーシート貼り工事により、適正価格でやっている工事業者がぼったくりのイメージがついてしまう可能性がある事がとても心配です。


衣食住の住は人の一生の中でもかなり高額で、大切なものです。
私が従事しているお庭づくりという仕事も住の一環です。

ここが落ち着かなければ、生活もなにもあったものではありません。


無駄に高額な金額を払う必要はまったくありませんが、

工事には数年後、数十年後をの事を考えた時に、適正な価格がある事。
適正価格を知る為には、自身でリサーチする必要がある事。
高いと感じたら、理由を聞いてみる事
業者が適正価格で作業する会社であるのか、信頼できる業者なのか、実際によく話をしてみること。

などが大切です。


 

被災の話から、適正工事価格の話に飛んでしまいましたが、



詐欺まがい商法で、適正な価格で作業を行う専門業者がとばっちりを受けない事、

そして、被災地の方が一日も早く普通の生活に戻れる事
安心した住処に戻る事ができる事を願ってやみません。













いつか来るその日の為に1

このブログを読んでおられる方であれば、お庭づくりや植物を育てる事に興味ある方だと思います。素敵なデザインのお庭や四季折々の植物が彩る空間。
そういうものを提供する事を目的としてお庭の仕事を始めたのですが、


キレイごとでは済まないのがお庭でもあります。

コチラのブログでは夢や希望、気合だけでは済まないお庭のダークな一面もご紹介しております。


今回は、ある日突然やってくるお庭の危機についてお話したいと思います。



 

 新築後、お庭もできてひと段落ついて生活が軌道に乗って
家に住む事が本当の日常になった頃やってくる


 

 

「ある日突然庭の事なんかどーでも良くなる時」


という魔の時期がありまして。

よっぽど庭が好き、植物がお好きな方以外だと、

 

「ある日突然庭の事なんかどーでも良くなる時」

 

 

が高い確率で襲来します。


理由は庭の事なんかどーでも良くなるくらい、他の事が忙しくなったり、実際ただ単にどーでもよくなったり、他に興味が行ったり、



どーでもよくなった庭というのは、見る気も起らなくなり、気が付けば植木や雑草がワッサ~と広がり、厄介な空間になってしまうのです。


荒れた庭は家主の心がけの問題ではありません。

庭いじりが好きな人、苦にならない人というタイプの方も居ますし、

人生サイクルの中で、庭以外に気を取られる時期、体調、年齢色んな要因でそうなるのです。


これから新築のお庭をご検討の方には夢も希望も無い話で誠に申し訳ございませんが、
私たち、お庭空間をつくる業者の使命は、


新しいおうちのステキな夢いっぱいの庭をつくる事

はもちろんなのですが、

どーでもよくなった庭のリセットをお助けするという事も非常に重要だと思ってます。


どーでもよくなってしまったお庭のリセットの需要は意外と多く、
わが社のホームページの施工例だけご覧になると、

ステキな庭をつくる会

というイメージが前面に出てしまってます。というより前面に出しております。


でも、実はステキな庭をつくるのと同じくらいリセット、リフォームのご依頼も多いのです。


最近は、

「ある日突然庭の事なんかどーでも良くなる時」

に備えて、最初からノーメンテのお庭づくりを進める方もいらっしゃいます。



が、特に十数年前にお庭をつくられた方などは、ちょうどガーデニングブームだった頃で、お庭に巨木化する樹木を植えるのが流行したり、やたら広い花壇に植物を植えるのも流行していた頃でした。

少し年齢を重ね、家に庭があった事も忘れて一生懸命お子様の成長を見届け、ふとお庭をご覧になってどうにかせねば・・・と思われた方の参考になればと思い、お客様のお庭をお借りして次回より記事を書き進めたいと思います。

つづく






 

GWを過ぎて気づいたこと

いよいよ令和になり、そして怒涛のGWも終わりました。

新たな年号の幕開けはいかがでしたでしょうか?

私のGWは自宅が会社に近いこともあり、水やりの為に毎年GWを丸々お休みとして頂く事はありません。

水遣りだけに会社に出ても仕方ないので、ついでにやり残していた仕事や人が居ない時に片付けてしまいたい事などをやる様にしています。

今年もいつもどおり、GWの誰もいない会社に出て、
自分のタイミングでやりたいことをやって、水をやって。
そうやって過ごしていました。

働き方改革が叫ばれておりますが、私は会社での役職上は労働時間の制限はありません。

長時間労働よりも、自分のタイミングで仕事ができない方がストレスなので、自分のデスク周りにだけ電気をつけて、やらねばならない事をやって。

いつもと同じ、何も変わらないGWを過ごしていたのですが・・・


今年は大誤算でした。


気温の寒暖差の影響の大きいGWだったので、
完全に体調を崩してしまいまったのです。

少しGW前から怪しさはあったのですが、

発熱からはじまり、体が動かなくなり、クチビルの上に水疱ができ。

薬を飲み、

 

その水疱が治ったかと思えば、また大きくなり、そして発熱。体が動かない。

頭が働かない。覚えてない。


その繰り返し。


普段なら記憶にある事も、全部頭の中から飛んでいき感じた事のないつかみどころのない体調不良に見舞われました。

何故か、床の上で大の字になって寝ていて、何故そんなところで寝ているのか、自分がいつ寝たのかも、何故意識がなかったのかも覚えてないという事など初めてで、



今までそんな事は無かったのですが、

考えてみればもうソコソコの年齢になってしまったのだなと。

会社を社長と立ち上げて十数年。

 

前だけを見て生きていました。

自分が歳をとることも、いずれは老いて色んな事ができなくなることも、そして自分の人生には寿命というものがあるということも。

 

自分が人間である事でさえも忘れていた様に思います。


ふと自分の年齢と限界を見てしまった5月になりました。
ちゃんとゆっくりすれば良かった・・・

私にも遂に、
仕事のやり方、今後の自分の身の振り方など見直す時期が来たのだと思っています。



GW明けて、お客様方から頂いていたお仕事の進捗のお問合せを頂き、
体調不良とは言え、大変ご迷惑をおかけしてしまったと反省しております。



とりあえずは唇の上の水疱痕を直さねば、話になりません。
私の唇の上の変なカサブタを見て見ぬふりをしてくださっている皆さま、ありがとうございます。


梅雨前の微妙な時期です。
皆様、どうぞ体調には気を付けてお過ごしくださいませ。


庭と消費税

以前ほど騒がれていないのですが・・・

今秋(2019年10月)に消費税が8%から10%に増税される事は皆様御存知かと思います。


今回の増税は、軽減税率が導入されますので、
食品のテイクアウトは10%、持ち帰り商品は8%ということに結構注目が集まったりしてますけど・・・

今回は増税の延長もなさそうですし、泣いても笑っても10月以降は税金がアップするのです。

ということで、
9月までに買えるものは買っておきましょう。

 

ハイ終了。

 



と行かないのが、お庭なのです。


というのも、お庭を買うという事は、
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庭をつくりたい→業者選定→プラン作成→見積もり提出→

 

検討→プラン見積もり訂正→検討→訂正→検討→訂正・・・・・・プラン・施工金額決定!
↑ココの期間の長さはお客様によって個人差が大きいです。



契約→工事開始→工事完了→お引渡し→お支払い

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という実に長いスパンのお買い物となります。



ということで、お庭づくりに置いてはこの

 

 

お引渡し

が重要になります。



お引渡し

2019年9月末までですと、現行の消費税8%でのお支払い金額となります。

10月1日以降ですと10%となります。



では、消費税が8%から10%に変わると、お庭づくりにおいてどんな影響があるかを具体的に説明してみます。


私どものお客様で、フルで新築外構をなさる方の一番多い価格帯が

200万円~300万円です。

ということで、

 

 

200万円の新築外構を行った場合を一例にあげてみます。


9月末までのお引渡しの場合(消費税8%)
200万円×8%=16万円

10月以降お引渡しの場合(消費税10%)
200万円×10%=20万円


差額 20万円-16万円=4万円

 

4万円の差額が発生致します。





お庭の工事において、4万円という金額で一体何ができるでしょうか?

○高さ3m程度の樹木
○おしゃれなポスト
○おしゃれな表札
○照明(配線工事別途)
○2㎡程度のおしゃれな低木下草植栽アレンジ
○おしゃれな立水栓

などでしょうか?

何らかの、お庭のアイテム1個分のお値段だと思って下さい。

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これを大きいと見るか、小さいと見るかは人それぞれなのですが、
一般的な新築外構においては、死ぬほど損した気分になるほど、大ダメージを感じるほどの金額ではないのではないかと思っております。

お庭は大きな買い物です。


ポスト1個分の増税に気持ちを焦らせ
プランに納得がいかないまま工事を進めるよりも、腰を落ち着けた庭づくりをおすすめになった方がよい様に思います。

増税という言葉を聞くと焦るものですが、
8%の増税の折に、増税前にと

当時大好きだった「こんにゃく畑」というゼリーを買い貯めしたのですが、買いすぎて食べるのに飽きてしまい、放置したらほぼ全部賞味期限が切れてしまったというどうでもいい過去を持つ私としては、

必要な時に必要なものをちゃんと購入するのが一番の節約だと実感しています。



とはいうものの、消費税は売上金額に応じるものです。
工事金額がアップすればそれに比例して税額も大きくなります。

 

気になっておられる方は、

お庭の工事をご相談する会社に

まずは9月末までのお引渡しが可能かどうかをご確認下さいませ。



また、先にも書いた様に、
お庭づくりはスパンの長いお買い物となります。

9月20日に工事会社に駆け込んでも、9月末までに工事を仕上げる事はほぼ無理です。

例え、最速でお庭のプランが決定しても入る職人、資材の手配などでご契約後、私どもの場合は、1ヶ月くらいは工事をお待ち頂く場合がほとんどです。

人員不足で、施工する職人も、資材も昔とは比べものにならないくらい調達しにくくなっています。



それを考えると、今でも少しタイミング的には遅いかもしれませんが、
なるべく早めに施工店にご相談をする事をおすすめ致します。


私どもは、内容にもよりますが、
7月以降のお客様には消費税10%でのお見積りをお出しする予定としております。

 

ただし!!
建物ができておられるお客様に限りますので、ご注意下さいませ。



お庭づくりをお考えの皆様、消費税、ちょっと気になるなと思ったら昌三園までお気軽にご相談下さいませ!


 

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新築外構 いつから考える?

ご無沙汰しております。

久々のブログ更新です。
連載中の話もあるのですが、とりあえず、別のお話を。

今秋に迫った消費税増税の影響もあり3月中に住宅購入のご契約をされた方も多いと思います。

では、新築住宅を建てる事が決まったら、一体いつからお庭、外構の内容を考えればよいのでしょうか?

 

 

という事を考えてみたいと思います。

あくまでも広島県福山市程度の中規模都市の実情とお考え下さい。
都会住まいの方とは少し実情が異なるかと思います。


以前少しだけ関連して以下の様な記事を書いた事があります。

hanamoarashimo.hatenablog.com





最近は、工務店さんや住宅メーカーさんも、お庭や外構に力を入れている事例も多くなりました。ということで、この新築外構100万円が都市伝説である事をご理解くださる方も増えてきました。

新築外構のご相談で昌三園にお越しになるお客様も、お庭全体の外構費用としてまずは200万円を目途にお越しになる方が一番多い様に思います。
(牧場レベルの広大な敷地のお宅や、家屋が完全分離の二世帯の方などは除きます)


さて、上記を踏まえまして、建築とお庭のタイミングを考えてみたいと思います。

建築とお庭づくりの適した時期ですが、


まず結論から申し上げると





ヤル気になったら、つくりどき



庭は
無くても暮らせる空間です。
無くても死にません。

家族が元気で、毎日ちゃんと暮せて、それからのお話です。


ですので、庭、どうにかしなきゃ!!
時間ないけど、早く作らないと!!

と焦らずとも、

無くても死にませんので急ぐ必要はありません。



ただし、いくら死なないとは言っても
庭空間が無い事で困る事は確実に発生します。


 

庭がなくて困る事↓

土のまま放置しておくことで

車のタイヤ跡が道路について、近隣の方の印象が良くない
玄関ポーチが靴の裏についた土で、半端なく泥まみれになる
雨が降って水たまり発生
ポスト表札がいつまで経ってもつかない
草だらけ
家だけ建ってても気分が乗らない

が代表的なものです。


どれもこれも引っ越しが一段落して生活が本格的に始まると実にガマンし難い状況なので、いくらいつでもいいとは言え、結局生活が周り始めると、お困りになってお庭づくりが始まります。


困る事がわかればコッチのもので、

まずは境界ブロックなど必ずやならければならないものの施工

そして実際に暮らしてみて困る事の解決

それから

取り入れたい植物や取り入れたいお庭のアイテム
などを入れてゆきます。



実際に暮らしてみて困る事の発見というのはとても大きくて、

 

隣家にお住まいの方の建物形状やライフスタイルに合わせて目隠しの必要があったり、

交通量や人通りの多い箇所ですと安全や視線カットも要注意事項です。
車や自転車の台数が決まってる方は、とにかく車を数日間入れてみてシックリくる箇所を探す。(コレかなり大切です↑)

お子さんが小さい場合は、どこに遊び場をつくるのか
モノが多い方は庭に物置が要ることもあります
洗濯を干すのにちょうどいい場所
(コレかなり大切です↑ 事前に決めてても日陰でお洗濯物が乾きにくい場合は干し場所移動される方もいらっしゃいます)
ゴミなどの一時ストックはどうするのか

これらは住んでみないと事前にどんなシュミレーションを行っても分かりようがありません。




お引越しの前にステキなお庭ができて入るのも、すぐに生活を送る事ができてとても便利ですし、お引っ越し後に、もう外構費用にお金をストックする必要もありません。

ただ、上記に列挙した、住んでみて分かる事に対応が難しくなります。

外構業者さん方もプロですので、お庭のアドバイスを下さるかとは思いますけれど、

居住開始前の外構計画は、あくまでの想像に創造を重ねたファンタジー的な側面があります。どんなに緻密な計画であっても、実際に住んでみた経験以上の確定値はありません。

ファンタジーを数か月練り続けるよりも、1週間住むことで見える事の方が大きいと思っています。

焦って外構計画をご相談に来られるお客様もいらっしゃるのですが、
建築初心者の方は、
現実的には、おそらく、家を建てる事と引っ越しで頭はイッパイになります。

色々決めかねた時は、割り切ってとりあえず後回しにするのも良いと私共はアドバイスさせて頂いております。





しかし、建築とお庭はある程度一緒に考えておかないと困る事も発生します。


予算取り


外構費用もローンに組み込みたい場合などです。

新築にお住まいの予定の方は、アパートなどの集合住宅にお住まいの方が多く、お庭が一体いくらかかるものなのか、必要なものが何なのかもまったく見当がつかない場合が多いので、ある程度お庭に必要な物とそれに対していくら費用が発生するのかを把握しておく必要があります。


お庭はいつでもいいと述べましたが、いざお庭づくりに着手したい時に先立つ物がなければどうしようもありません。



建物と庭のコンセプトの一体化

建築事務所などに設計を依頼した場合、

は?こんなところに植えるの!?

などどいう私たち植木屋が絶対植えない箇所に植栽箇所が組み込まれている事があります。
それはまた植木屋の固定観念を打ち破る面白いご提案としてみてはいます。
しかし、植える事はできても、その後のメンテナンスが絶望的にできない条件の場所に植栽指定がついてる事もあります。

最近は、建築事務所が庭も一緒にお客様にご提案する事例も増えてきており、建築段階からお庭づくりの提案に参加する事も増えました。

以前植栽を求められて困った事例としてよくあったのが、

水道と外部からの入り口が一切無い中庭に巨大樹木の植栽指定、

日照がまったく見込めず、枯れる事を待つしかない場所への植栽指定、

巨大バルコニーへのベランダガーデンの指定(水やりの為の水道ナシ)、

寒冷地向きの植物の植栽指定(長野では美しく育っても、夏は灼熱地獄の広島県福山市平野部では死ぬか生きるかの過酷な環境です)


普段は感じる事はありませんが、同じ建設業であっても、
家を建てる事を生業としている人と私たち植木屋では植物の見え方が違うものだなと。


私たちは、植物がモノではなく生き物にしか見えてないので、

この計画ですと、
水はどうやってやるんですか?とか、剪定にどうやって入りますか?
この場所に落葉樹を植えると、落ち葉で樋が詰まりますよ。
虫ハンパないですけど大丈夫ですか?
枯れた時の植え替えはどうしますか?
この環境でこの植物は育たないと思いますけど?
植木のライトアップは最初から電気の配線を通しておかないと植木を全部掘りなおして配管になりますよ。

と、ステキな建物と緑に囲まれたガーデンライフを実現させようとしている方々に実にウザいアドバイスをすると思いますけど、植物は生き物なので、水も欲しがる、葉も落ちる、枯れる、虫がつく、病気になる、などキレイごとでは済みません。

建築段階からある程度の植栽計画に参加させていただくことで、建物と調和したお庭、そしてメンテナンスのやりやすさとよい演出の準備が可能となります。

 

 

 上記、色々書き連ねましたが、

決して安くないお庭の費用を効率よくつかって、満足度の高い庭空間づくりでお悩みの方、新築外構をご検討の方、時期やご予算取りのご相談も承っておりますので、私共の事務所にてお待ちしております!


 

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じゃあ、プロに頼んだらオシャレな庭ができるのか?1

前回からの記事の続きとなります。

じゃあ、専門業者というけれど、

 

プロに頼んだらオシャレな庭ができるんですか?

という事になるのですが、

 

答えは、


オシャレな庭をつくる為に、


 

プロに頼む事は、

 

 

 

必要条件ですが十分条件ではありません。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


テメー、何スカした事言ってんだ!!!↑
ハッキリ言えや。

 

 

 

 

 

 



って言いたくなるかもしれませんが・・・お許しくださいませ。




私は、以前も記事にいたしましたが、もともと実家の庭を思い通りに施工してくれる業者探しに迷走し、失敗し、自分でやるしかないと思い、造園業に飛び込みました。

当時の苦悩についての記事


hanamoarashimo.hatenablog.com


それにしても・・・


モノを知らないのは最強というか、

素人時代の私は、

木を植えて、レンガを並べるだけであろうと思っていたお庭づくりですが、
ガーデニングなどやりたいことはあるのに、やりたいことを活かし、車も置いて、当時飼っていたワンコのスペースも確保し、という希望をまとめ上げる設計力も施工力もなく。


結局、ホームセンターでレンガを買うだけで私の造園作業は終了

後にレンガの処分に困り果て親戚宅に押し付ける

 


その後、自分が造園・設計をする立場になり、設計作業を行い、職人さんの技術、知恵などを体感するにつけ、望んだとおりの庭など、自力でできるワケがなかった事をさらに痛感するのです。


 

私が、素人時代、庭造りに失敗した理由は

きちんと庭を作ろうと思ったら、

 

1:プロの施工業者にお願いしなければならない

で、

 

2:プロの施工業者は存在する

けど、

3:自分の思った通りのオシャレな庭にしてくれるプロの施工業者がいなかった

だから

 4:素人なりに自分でやってみた

 

 

 

 

 



大失敗

 

 

 

 

 

 

 

に尽きます。



ということで、庭造りにプロの施工力は必須ですが、


プロに頼むだけではオシャレな庭などできない事は既に私自身が十数年前に体験済です。

コレが、



 

必要条件ですが十分条件ではありません。

 

 

の意図するところでもあります。




ですので、思ったとおりの庭にするためには、


3;自分の思った通りの
オシャレな庭にしてくれるプロの施工業者

 

 を探さなければなりません。




では、どうやってそういう業者を探せばいいかと言うと





 

 

 

 

 

 

 

弊社までお越しください

(宣伝)

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・・・・・失礼いたしました



 

 

 



それはさておき、庭をつくる業者と一口に言っても、業者の皆様によって得意分野とそうでない分野をお持ちです。



なぜ、そのような事になっているかと言うと、


現在、お庭に携わる業者は相当数存在いたします。
しかし、お庭の業者になる為には建築会社における建築士資格の様に必須な資格というものはありません。

極端な事を言えば、誰でも看板を上げればお庭の業者になれるのです
※お庭に関する資格はたくさんありますが、とらなければできないという事ではありません。



参入が容易であることもあり、お庭業界には様々な業種の方々が存在します。


以下代表的な業種を上げますと

1:造園業

(いわゆる植木屋さんとか庭師さんが在籍している会社。植栽や植物の管理を専門にしており、
植栽、剪定、景石などを使った日本庭園なども施工可能というか得意)

 

私共はこの造園業に該当します


2:外構・エクステリア業
(正直言って、一般の方には1と2の差は分かりにくいと思うのですが、もともと、ブロック工事や塀、土間コンクリート、カーポートなどアルミ製品などを扱うところから出発している業者さん)


3:建築業
(家を建てる際に、工務店や住宅メーカーからお庭のプランのご提示がありませんでしたか?建物と外構を一緒に検討し、統一感のある空間づくりを目指されている事もあり、最近は住宅メーカーさんに外構・エクステリアの事業部が付随している事もあります)


4:ホームセンター
よく物置やリーズナブルなカーポートなどの販売・設置を行っていますが、その他簡単な工事も施工しています。

このあたりくらいまでですと、一般の方にも目に入りやすい業種となります。


5:土木・サッシ業
近からず、遠からずの業種の皆様です。

土木業は土を掘ったり、コンクリートを使ったりする作業が、お庭づくりの作業にも欠かせません。
また、サッシ(建物の窓枠や玄関ドアなど)業の方はアルミ製品を取り扱いますので、
カーポートや門扉など、屋外のアルミ製品も取り付けておられる様です。

本業はお庭ではないのですが、

ウチの親戚が、関連のお仕事をしているので・・・


というお声も耳にしますが、
関連のお仕事をしておられる業種はこの、土木やサッシの業者様が多いです。

 

6:お花・園芸業

植物を扱うという点で、お庭に深くかかわる業者さんですが、
植物以外のものや大型の樹木などは、施工が難しいので
造園業 外構・エクステリア業と提携してお庭づくりに参入される事もある様です。

 

という様に、元来の本業をお持ちの方もたくさんお庭業界に参入しているので、
皆さん、得意分野とそうでない分野があるのです。

さて、どうしたら良いものでしょうか?


つづく



カッコいい(オシャレな)庭のつくりかた2

かなり遅れての連載2回目となり、申し訳ありません。
以前の記事からの続きとなります。

hanamoarashimo.hatenablog.com

 

カッコいい(オシャレな)庭とは何ぞやという話なのですが、

 

私は

カッコ悪い箇所が限りなく少ない庭

の事だと思っています。

カッコ悪い庭を避ける為の方法を列挙してゆきたいと思います。



〇オシャレと思ったものをとにかく入れてみた

前回は、オシャレと思ったモノを全部入れてみたら、敷地面積か予算が不足します。

と述べましたが、それ以前に

 

近年の価値観として

 

 

物質に溢れる現代。

 


色んなモノや機会を低価格・簡単に手に入れる事ができる様になった代わりに、気を抜けば、生活にも、庭にもカッコ悪い魔の手が簡単に侵入してきます。

カッコいいものの足し算ではバランスの良い家も生活もそして庭も作れなくなってしまいました。


世に溢れかえる、選択肢、アイテムの中から、自分に合うものを選びとる目、感覚、センスが重視される時代になってきた事を、最近特にお客様とお話して感じる様になりました。

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オシャレと思ったものを厳選して、シンプルに。


低コストで、飾らず、ダサいものを排除する引き算の美学を感じさせるお庭が現在のイケてるお庭です。

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たくさんカッコいいものを見て目を肥やすのはとても素晴らしい事、
そこから自分に合うものを削ぎ落として、選び取る事が大切です。



〇使えればいい(機能性最重視)

 

ノーメンテナンスで
安くて
草が生えなくて~


↑おそらくこの仕事について1億回は耳にしたであろうリクエストです。

 

加えて、

 

植物はいらないけど、もし植えるなら
成長しなくて、枯れなくて、葉っぱの落ちない木を植えてください。


↑はっきり申し上げて、こういう植物は存在しません→却下 となると


お庭全体アスファルト舗装となり

最もコストもかからず、
プランの時間も一切必要ありません。





最強です!

手間と資金をかけない事を追求しすぎると、

というか、我々の出番無しです。

になるのですが、少なくとも当ブログをお読みの皆さんどこかでそのような空間がもはや庭とは呼べない事をご存知のはずです。

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手間と資金でお庭の表情は確実に変わってゆきます。

オシャレは我慢からと申しますが、

カッコいいものには、ある程度の手間暇と

便利なものには、それなりの出費がかかる事をご承知ください。

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 以前、このような記事を書きました。
思い通りのお庭にする為の資金のお話です。ご参考までに

hanamoarashimo.hatenablog.com



〇建物と色彩が合ってない

これについては、皆さん思いがあるのですが、

 

芸術を爆発させるぜ!!

くらいの気概を持った方は別として


以前、自然石石張りの目地に真っ赤な赤色を使っていた物件を見かけた事があります。


どうせやるならここまですると相当に芸術を爆発させた事がわかります。
 



フェンスや門塀、カーポート、アプローチの色合いに迷ったり、色選びに自信がない場合は、家に使ってある色と同系色にするのがベストです。

建物の色合いと合わせ3色くらいまでが限度でしょうか?

カーポートなどのアルミ製品は、家のサッシの色と同じ
門塀などは建物の外壁や軒裏、玄関ドアなどと同系色・同素材を使えばとんでもなく大ハズレにはなりません。


色で冒険したい方はプランナーにご相談される事をおすすめします。


〇建物とデザインが合ってない

こういう事案は最近特に減ってきました。

そもそも、お客様が家を建てる時に好きじゃない建物を建てなくなってきたのです。

お庭の打ち合わせをしていても、
ご夫婦でデザインの傾向や趣味が異なる事もほぼありません。

私がかけだしの頃は、ご夫婦で趣味がまったく異なる場合が多く、

建物外観と住宅メーカーは夫が選び、
内装、お庭は妻の趣味で、と担当がわかれていたりしたものです。

好みが違うお二人で選ばれているので、建物と庭と内装に一体感がない場合も見受けられ、プランにもご夫婦の意見の統合を図る策を盛り込むのが大変だった時期もありました。


まずは、グッとこらえて少なくとも、玄関周りなど、人目につく場所は建物と庭の雰囲気は必ず合わせましょう。

そして、人目につかないスペースを盛大に趣味のお庭にしたり、
人目につかないスペースがない場合は、囲いをつくりその中のスペースを利用するのも手です。

以前施工したお庭のリフォームで、カリフォルニア風のお庭を施工させていただいた事があります。

ご主人と子供さんが、カリフォルニアの庭をガンガンに押す中、
奥さまが、和室の前だけ、和風に・・・・私の希望はそれだけです。

とおっしゃる難しい案件がありました。

なにせ、ガーデンカリフォルニアにしたい箇所に思いっきり和室が面していたので。


ウリンの板塀を高めに設置し、わずか80センチ程度の隙間ですが、それだけあれば、蹲も小ぶりの和の植物も石も入れられます。

屋外からはアクセントの板塀として、室内からは完全なる和の坪庭としてうまく分離できた一例です。

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〇デザイン性を追求しすぎて使えない

お庭は、建物の中にまで訪れない不特定多数の方が目にする空間です。
見た目を重視するという考え方は正しいあり方ではあると思いますが、同時に、日々生活する現実味がないと維持管理もできません。

以前お庭の改修をしたお客様宅で、すごく困ってる場所として
駐車場脇の花壇をなくして欲しいとのご依頼を頂いた事があります。

花壇に植物が植えられている風景はいいけれども、駐車場から玄関までの距離が遠くなって使いづらいとの事でした。

仕事から帰り、悪天候の日など一刻も早く室内に入りたいのに、大回りせねば入れないこの不便さ。

花壇は一部撤去して、駐車場から玄関までの動線をできる限り短縮しました。

 

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小さな事ですが、庭が生活空間である事を感じた、すごく心に残っている物件です。

デザイン性はすぐにでも検討しやすいのですが、利便性については、正直言って一度住んでみないと見えてきません

しかも、デザインと使い勝手は性質上、相反する場合があります。

 

ちなみに、日本の昔からの造園技法では

デザイン6割 使い勝手4割と説いています。

お庭づくりは家と同様はじめての方が多いと思います。
経験した事のない作業となります。

デザインはある程度お客様の意見を反映する事が可能ですが、使い勝手については必ずプランナーに相談した方がよいと思います。

なぜなら、専門業者はそれなりの経験はもちろんですが、使い勝手の悪い失敗したお庭の施工例も相当数みてきているからです。
いい庭づくりも良いのですが、まずは失敗しないという事をクリアしたいものです。




〇植物にまとまりがない

これは、弊社(昌三園)あるあるかもしれませんが、
植物がお好きな方が多いので、ついつい、買ってしまった花苗、樹木、盆栽・・・

勢いではじめてしまった家庭菜園

等々

どうしようもなくなって、ちゃんとお庭をつくりたいと駆け込んでこられる方が多いです。


家と敷地を持つといろいろやってみたい気持ちは重々承知の上ですが、

重ね重ね申し上げます。

 


好きなときに好きなものを好きな場所に植えても


好きな庭にはなりません。

簡単そうにみえて、

動線、草対策、植物の管理、使い勝手、そして見た目
そういったものの計画もなく、なんとなく、ではお庭はできません。


ただし、植物の特性や育て方など、実際に育てた方の体験は大変役にたちます。

芝生の育成の大変さをどれだけ説いても、管理した事のない方には響きません。


ゴルフ場の様な美しいグリーンを庭に保持できる方は

私がこの仕事をはじめて十数年。記憶する限り、お客様の中では3名しかおられません。

選ばれし芝管理の才能と芝を愛する気持ちがなければ維持管理が難しいのですが、

勢いでチャレンジして、撤去する事もままならず、庭が草原になっている方は数知れずおられます。

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が、そんな失敗も経験です。


植物が増えて困っておられる方、その植物との体験はお庭づくりにかならず活かせます。好きな植物の収集時期を終え、次のステップとして、好きなお庭づくりに進もうかとお考えの方、そのご経験を活かすとともに、

増えすぎた植物の取捨選択は業者にお任せして、処分してリセットする勇気も必要です。



オシャレな庭をつくる為には、


カッコいいものを選びすぎない引き算の選択

ある程度はお金が必要であること

をお客様にご理解頂いた上、

デザイン性と使い勝手、植物を入れる場合はその選択
を専門業者に相談する事が一番近道だと感じています。



専門業者に相談する一番の意義は、記事にも書いていますが、

失敗例をたくさん知っている事です。
お庭づくりについてははじめての方が多いかと思います。
また、特に新築外構の方は建物に気力、資金を使い果たし、屋外まで気がまわらない方もおられます。

そんな状態では望んだ通りの、素晴らしい100%のお庭づくりは目指せません。

しかし、とりあえず、住みながら改良を加え、価値を上げて行くことができるのが、お庭、外構の面白いところです。

お庭について分からないなりにも前進させてなければならない時は、とりあえず、失敗の無い様にしておけばいいのです。


そして、失敗を知るのは百戦錬磨の専門業者のみなのです。




専門業者に相談と書きましたが、一つご注意いただきたいのは、ただ、専門業者に丸投げしておくだけで、はカッコいい空間は出来上がりません。

といういことで、
次回は、じゃ、業者に任せたら思う通りのカッコいい庭ができるのか?

について書いてみたいと思います。


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