女王の庭

自宅の庭をつくりたい!から一念発起。庭づくりが職業になりました。あれから十数年、自宅の庭は放置のまま、数百件のお客さまの庭をつくりつづけて今に至ります。

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師走の仕事

とうとう12月となってしまいました。

私の中では、まだ2017年は3か月くらいしか経ってないつもりなのに、もう12月。

年々時間が過ぎる体感速度がスピードアップしており、
このままいくと、10年後くらいには寝て起きたら1年経ったくらいの勢いになるのではないかと危惧しています。


普段は造園、エクステリア工事をしているのですが、12月はそれに加えて剪定作業が入ります。

今は女王を自称し、会社にて庭の設計をメインにやっておりますが、かけだしの頃は地下足袋履いてお客様宅に剪定作業に伺っていました。

だんだんスタッフや手伝ってくれる方も増え、
私は事務所での勤務を中心として設計業務が主になり、剪定現場から遠のいてしまっています。

しかし、十数年前からの私が駆け出し当時からの古いお客様は未だに私の事を覚えて下さってる方もいらっしゃいます。
当時、女性で地下足袋履いて、現場作業をする人はめずらしく、印象に残っていたのでしょう。


先日、長年お世話になっているお客様宅へ作業に伺った際にスタッフに、もう10年以上顔を見せてない私の様子を尋ねるお客様からのご質問があったそうです。


お客様「あのお嬢さんはお元気?」


スタッフ「え?  お嬢s・・・?」


 

 

 

 


スタッフくんよ。
お嬢さんが誰の事がわかってない様だけど、





 



アタシの事だよ!!


迷ってんじゃない!

 

 


私だって十数年前はお嬢さんだったんじゃ!



今はスッカリ年季の入った女子となってしまいましたが、
私とて突如妙齢でこの世に生まれてワケではなく、


0歳児(3800グラム)としてこの世に誕生し、
お嬢さん時代を経て今があります。



この業界に飛び込んだ時お嬢さんだった私も今はすっかり オバ・・ゴニョゴニョ



私も業界歴がすっかり長くなったんだなあ・・・と。



もう何年も地下足袋を履いてませんが、ハサミはその当時のままのを未だに使ってます。

毎年、剪定の時期が遅くなりお客様にはご迷惑をおかけしておりますが、今しばらくお待ちくださいませ。

どうぞ宜しくお願い致します。