庭と消費税
以前ほど騒がれていないのですが・・・
今秋(2019年10月)に消費税が8%から10%に増税される事は皆様御存知かと思います。
今回の増税は、軽減税率が導入されますので、
食品のテイクアウトは10%、持ち帰り商品は8%ということに結構注目が集まったりしてますけど・・・
今回は増税の延長もなさそうですし、泣いても笑っても10月以降は税金がアップするのです。
ということで、
9月までに買えるものは買っておきましょう。
ハイ終了。
と行かないのが、お庭なのです。
というのも、お庭を買うという事は、
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庭をつくりたい→業者選定→プラン作成→見積もり提出→
検討→プラン見積もり訂正→検討→訂正→検討→訂正・・・・・・プラン・施工金額決定!
↑ココの期間の長さはお客様によって個人差が大きいです。
契約→工事開始→工事完了→お引渡し→お支払い
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という実に長いスパンのお買い物となります。
ということで、お庭づくりに置いてはこの
お引渡し
が重要になります。
お引渡し
が
2019年9月末までですと、現行の消費税8%でのお支払い金額となります。
10月1日以降ですと10%となります。
では、消費税が8%から10%に変わると、お庭づくりにおいてどんな影響があるかを具体的に説明してみます。
私どものお客様で、フルで新築外構をなさる方の一番多い価格帯が
200万円~300万円です。
ということで、
200万円の新築外構を行った場合を一例にあげてみます。
9月末までのお引渡しの場合(消費税8%)
200万円×8%=16万円
10月以降お引渡しの場合(消費税10%)
200万円×10%=20万円
差額 20万円-16万円=4万円
4万円の差額が発生致します。
お庭の工事において、4万円という金額で一体何ができるでしょうか?
○高さ3m程度の樹木
○おしゃれなポスト
○おしゃれな表札
○照明(配線工事別途)
○2㎡程度のおしゃれな低木下草植栽アレンジ
○おしゃれな立水栓
などでしょうか?
何らかの、お庭のアイテム1個分のお値段だと思って下さい。
これを大きいと見るか、小さいと見るかは人それぞれなのですが、
一般的な新築外構においては、死ぬほど損した気分になるほど、大ダメージを感じるほどの金額ではないのではないかと思っております。
お庭は大きな買い物です。
ポスト1個分の増税に気持ちを焦らせ
プランに納得がいかないまま工事を進めるよりも、腰を落ち着けた庭づくりをおすすめになった方がよい様に思います。
増税という言葉を聞くと焦るものですが、
8%の増税の折に、増税前にと
当時大好きだった「こんにゃく畑」というゼリーを買い貯めしたのですが、買いすぎて食べるのに飽きてしまい、放置したらほぼ全部賞味期限が切れてしまったというどうでもいい過去を持つ私としては、
必要な時に必要なものをちゃんと購入するのが一番の節約だと実感しています。
とはいうものの、消費税は売上金額に応じるものです。
工事金額がアップすればそれに比例して税額も大きくなります。
気になっておられる方は、
お庭の工事をご相談する会社に
まずは9月末までのお引渡しが可能かどうかをご確認下さいませ。
また、先にも書いた様に、
お庭づくりはスパンの長いお買い物となります。
9月20日に工事会社に駆け込んでも、9月末までに工事を仕上げる事はほぼ無理です。
例え、最速でお庭のプランが決定しても入る職人、資材の手配などでご契約後、私どもの場合は、1ヶ月くらいは工事をお待ち頂く場合がほとんどです。
人員不足で、施工する職人も、資材も昔とは比べものにならないくらい調達しにくくなっています。
それを考えると、今でも少しタイミング的には遅いかもしれませんが、
なるべく早めに施工店にご相談をする事をおすすめ致します。
私どもは、内容にもよりますが、
7月以降のお客様には消費税10%でのお見積りをお出しする予定としております。
ただし!!
建物ができておられるお客様に限りますので、ご注意下さいませ。
お庭づくりをお考えの皆様、消費税、ちょっと気になるなと思ったら昌三園までお気軽にご相談下さいませ!