女王の庭

自宅の庭をつくりたい!から一念発起。庭づくりが職業になりました。あれから十数年、自宅の庭は放置のまま、数百件のお客さまの庭をつくりつづけて今に至ります。

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広島県は緊急事態宣言が明けました

庭とはまったく関係ない話なのですが、

広島県もようやく緊急事態宣言があけました。
実はコロナ禍で自粛生活がもうかれこれ1年以上続く中、

ストレスを溜めておられる方も多いと思います・・・が・・・

スーパーインドア、外にでるのがめんどくさい、運動嫌い、仕事忙しい、お酒のまない

である私は、

影響 ZE~RO~


運動嫌いの私は、よく人からジムにでも通えとか言われてましたが、
健康にいいのはわかってますが、
わざわざお金を払って、運動を行う施設であるジムに出不精の私が行くはずもなく、

むしろ、ジムで得る健康体より、ジムで運動して心臓発作が起きるリスクの方が心配で。

私にジムをしきりに勧める知人に対しては失礼ながら
健康だったら死んでもいいと思ってるんだろうか?と思っていたけれど


そのジムも休業


飲食の席に行けなくなっても、
ノーグルメ&お酒の飲めない私はまったく問題なく、

安売りで大量に買い込んだUFO焼きそばを食す事でもこの上なく幸せを感じますし。

お酒は嗜好品というより、飲めない者からすると体内に入れると体に不調をきたす液体でしかなく。

お金を出してそのような液体を飲みに行くという概念がありません。
食事のメニューだと思って必死に眺めていた冊子が実はアルコール類のみ掲載されたメニュー表で、「なんだ~もう必死に見てたのに!食べ物のメニューどこ?」というのは飲めない人あるあるではないでしょうか?


そして、そのお酒を出すお店も休業。

まったく問題ない日々を送るも、ニュースなどを見ると、
酒出せ酒出せと深夜まで路上で酒を求めて騒いだり、
飲みたい飲みたいと市町村を跨いで、酒を求めて来店する人々の話題を見ると、

あの液体に何のロマンがあるのかわからないけれど、生きる為に切実に必要なものなのだなあ・・・・としみじみ理解してみたり。


ガマンガマンのコロナ禍でしたが、
そんなこんなで、私はさほどガマンもせずに穏やかに過ごせました。

ただひとつ、昨年の4月~6月に予定していたライブや演劇イベントはすべて中止になって残念な思いをしましたが、

その分、昨年の6月に旅立った愛犬のモカとの最期の時間をゆっくりと過ごせた様に思います。


考えるところの多い1年でしたし、個人的には穏やかに過ごせた1年ですが、それにしてもコロナ禍は思った以上に長引いています。

これだけ長引いてしまうと、もう元の生活に戻ろうとする事よりも、コロナ禍で変わった価値観を受けや今までのやり方をどんどん変えていく方向に向かう方が早いと思っています。

また、お客様とお話をしていると、この1年でお庭に求めるものも変わってきた様に思います。

敷地-建物=余った余分の土地(庭)

から

敷地-建物=豊かな生活の場(庭)




地域性もあり、こちらは1件あたりの土地は都会より広い場合が多く、

敷地-建物

の使い方をもっとよく私たち庭造る側も固定観念でなく柔軟な目で見る必要がでてきたと思っています。