できるだけ安い外構とは2
ふと、このブログ、一体何人の方がご覧になってるのか気になって久しぶりにアクセス解析をみたところ、昨日は6人でした!
ウチ身内は3名なので、実質3名ですね。3名の方ありがとうございます。
前回からの続きとなります
新築外構は思った以上にお金がかかる事をお伝えしました。
まとめますと、
私の体感ですが、「安い」と感じる金額はおよそ100万円以下が目安となっておられる様に思います。しかし、その100万円という金額は家を建てる時の予算取りの目安金額として提示されているものであって、金額的な根拠は特にありません。
確かに、100万円で外構工事を仕上げる事は可能ですが、
100万円の外構に、デザイン、使い勝手、好みなどを盛り込む事はできません。
100万円で生活にこまらない外構の一例を挙げますと、
前回も述べたこのような外構となります。↑
いくら安くってもコレはちょっと・・・
ある程度の夢や希望や好みがある!が、しかし予算が・・・・
という方はできるだけ安い外構という考えを一旦捨ててみましょう。
何度も申し上げて恐縮ですが、もっとオシャレにとかもっと使いやすくとか思った時点で既にできるだけ安い外構ではなくなっております。
美しいもの、便利なものはそうでないものと比べるとお金はどうしてもかかるのです。
どうせできるだけ安い外構プランを捨てたのなら、思いっきり欲しい物を希望通りに入れてみましょう。
くらい行ってみて下さい。
何が起こるでしょうか?
とんでもない金額の外構見積が上がってきます。
そうです。そこからがスタートです。
先ずは自分の欲しい物、やりたい内容が一体いくらでできるのか知ることなのです。
外構は、建物のようにキッチン、バス、トイレ、居室、収納がなければ話にならないというものではありません。
無くてもどうにでもなるからです。
したがって、大体このくらいという相場はなく、
皆さんがやりたい内容が相場なのです。
ヨソはヨソ、ウチはウチです。
さて、先程申し上げたとんでもない金額の外構見積書に絶望し、
外構にいくら使えるお金があるのかを確認した後に
やることは、
使えるお金-とんでもない見積金額=不足額
この不足額を埋める作業をはじめなければなりません。
プランやお見積もりはここからはじまると言っていいと思います。
不足額を埋める方法としては、
1:入れたかったエクステリア資材を諦める
2:構造物(駐車場など)の施工面積を小さくする
3:どうしても入れたいエクステリア資材を安い価格のものにする
4:どうしても必要な箇所だけ施工し、残りは2期工事にまわす
5:自身でDIYをする
が主なものです。
しかし、一般的にどうやって不足額を埋めていいのかサッパリわかりません。
ただ単に、減らすのであれば誰でもできるのですが、
どうすれば一番効率よく1~5を駆使して、お客様の希望を踏まえ、必要ばものを残し、デザインも美しく満足いくものになるか。
はプロのプランナーでなければなかなか難しいと思います。
外構の施工は見積金額書を見ると、カーポート1台○○円、取付費✗✗円、土間コンクリート△△㎡、という文字の羅列にしか過ぎませんが、
外構見積は、カーポート一台を○○円で取り付けて販売します。
という単純なものではなく、
どんなカーポートをどの位置にどんな大きさで取り付けるか
の検討結果を表現したものでしかありません。
どんなカーポートをどの位置に置くべきなのかは、お客様によって感じ方が違っています。何も言わなくても腑に落ちる内容を提示するプランナーさんであれば、おそらく気が合っているはずなので、そのままお話を進めて大丈夫かと思います。
そうすれば
想定金額におさまらず増額した、
想定金額におさまらずお庭のグレードを下げた
想定金額におさまらず、やむを得ず2期工事にした
どの場合でも納得いくものになると思います。
できるだけ安い外構とは納得いく内容の外構という事でもあるのです。
納得いく外構を作りたい!どうすればテレパシーが通じるくらいのプランナーや施工店に巡り会えるのか?
については次回お話したいと思います。