ただひたすら困る事-雑草問題1
お蔭様で、わが社も設立後十数年経過しました。
ということで、設立当初からのお客様方はお庭を見直す時期に来ておられます。
というのも、年齢や家族構成の変化と共にお庭も使い方が変わってくるからです。
1:まず最初は新築時期
- 建物も新しく、お庭も建物に合うものを選び、使い勝手もありますが、多くの方は見た目重視でお庭をデザインされます。地方都市ですと車は3台以上置ける事が必須になってきます
2:お子様が自転車通学を始められる時期
- お子様が中学に進学されると、生活様式や庭の使い方がガラリと変わります。
- 自転車をどこに置くべきかで、皆さま頭を悩ませる事が多いです。
3:お子様が進学、就職で家を出られる時期
- 自転車だ、グッズだとモノが多かったお庭ですが、荷物が少し少なくなってきます。
- この時期に、建物やお庭の大規模リフォームをなさる方が多く見受けられます。
- 新築時には小さかった樹木も大きくなったり、形が変わったり、植木の量を減らして、お子様方が車の免許を取った時の駐車スペースの拡張したり、
- 老朽化した門塀や玄関周りのリフォーム、カーポートのやり替え、スロープ設置などがメインとなってきます。
- デザインも大切ですが、実用性重視の生活しやすいお庭へと変化します。
と、家と庭の使い方が変わってくる中、
1~3のどの段階でも、頭を悩ませる共通の悩みゴト
雑草問題です
特に、上記「3:お子様が進学、就職で家を出られる時期」に庭のリフォームをされたお客様は、十数年経つと、今度は年齢的に雑草の管理がとても辛くなってきます。
ですので、ちょうどその当時に 3のリフォームをされた方の、雑草問題の対策のご依頼が目立って増えてきました
近年は、家族全員働かれているご家庭も多く、家のメンテナンスに多くの時間が割けません。なのに容赦なく生えて生えて生えまくる雑草。
ただ、例外として、
雑草?
ウチにはそんなモン生えませんよ?
とおっしゃる方が・・・
新築1年目のお客様です。
草も小さいものしか生えなかったし、
ウチは神様に気に入られた土地なんで全然草が生えない~~~~~~~~~♪
とさえ錯覚することも。
が、しかし、
新築1年目
草がほとんど生えない、更地ではありますが・・・・
気が付かないだけで、
残念ながら、お客様。
お引渡し終了後から
既にお庭は雑草の呪いにかかっております。
雑草に神もホトケもありません。
新築後すぐに引き渡しを終えた敷地は、とりたてホヤホヤの真砂土が敷いてあるので、まだ雑草の種が落ちてないのです。
二年目以降からは、落ちた雑草の種が根を張り、本性を現し始めます。
最初は小さな根の浅い雑草なのですが、だんだん厄介な種類が頭角を現し始めます。
ここで、女王的
庭の草むしりの時、ムカつく雑草BEST3
を発表してみたいと思います。
第3位
ススキ
新築後すぐに生えてきませんが、空き地の雑草軍団のボス的存在です。
こうしてみるとキレイなんですけどね。
ご存じの様に、大きくなったらどうしようもありません。
何年か前、ススキを庭に敢えて植えるというのが流行りまして。
うっかり会社に植えたら、大変な事になり、
とうとう社長に、チェーンソーで地上部を倒してもらい、
その後、ショベルカーで根を掘り、撤去してもらうという
大変大掛かりな草むしりとなってしまいました・・・
第2位
特にこういう生え方をしてるの・・
根はすごく張るのに、茎がとても柔らかく、抜こうとしてもポキ・・ポキ・・・と途中で折れる。10回のウチ7回程度は根っこまで抜けません。
根っこが地上部の3倍くらいあって、
うまい具合に、引っこ抜けそうな時もありまして、
引っ張ってるウチに根っこの感覚を捉え、
もう少し・・・もう少しで抜ける・・・ガンバレ・・ガンバレ・・・
少し、土から抜けそうな手の感触・・・
ヨッシャ!!
抜ける!!
もらったぁぁあ~~~!!
ボキッ!!(←根っこが途中で折れる音)
と、抜根除草に失敗するという
ことも多々あり、非常にストレスフルな雑草です
第1位
カタバミ
ちょっとだけクローバーっぽいのですが、似て非なるもの
黄色い花を咲かせたりして、愛想をしてる様ですけど・・・
お盆前後の夏真っ盛りの頃はこのカタバミが固い地面を這って大繁殖をします。
とりあえず、99%は根っこまで取れた試しはありません。
※昔、全然取れないので、掘り返したら、地中深くに球根がありました。
そりゃとれないですね。
タンポポは茎がポキっと折れてましたが、このカタバミに至っては、茎どころか、
葉っぱを持っただけでプチンととれてしまう。
捉えどころのない雑草。
しかも、日陰ひとつない炎天下の下に多く生息し、
草とってる間は熱中症ととなり合わせ。
で、ほぼ100%抜けない雑草、カタバミ
本当にムカつく雑草たちですが、お庭内で防ぐ方法がいくつかあります。
つづく